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接骨院のホームページの写真を綺麗に見せる撮影方法の6つのポイント!

接骨院のホームページの写真を綺麗に見せる撮影方法の6つのポイント!

接骨院・整骨院のホームページを作るときに必ず必要となってくる写真素材の撮影で困っている事はありませんか?
「掲載する写真が上手く撮影できない!」とお悩みの方も多いはずです。
その原因は日常的に撮影している写真と、ホームページに掲載する写真は撮影するポイントが違うからです。

今回は整骨院の先生方がホームページを持つにあたっての写真の撮り方を6つのポイントにまとめてご紹介します。

写真がホームページに与える影響

適度に写真を掲載すれば情報をスムーズに伝えることができます。
ホームページを見る人に「このホームページをもっと見たい」と思わせるには、知りたい情報が素早く手に入ると感じてもらうことが大切です。
ページの内容に関連した写真を適度に入れることで、ひと目で何の情報があるのか伝えることができます。

写真の有無がホームページを見る人に与える印象の違い

写真で逆効果になる場合も!?

ひと目で情報が伝わる写真だからこそ、良くない写真を掲載すると見る人に悪印象を与えてしまう場合もあります。こんな院内やスタッフの写真は要注意です。

  • 院内が散らかっている
  • 背景がごちゃごちゃして何がメインか分からない
  • 夕方や雨の日などに撮影した暗い院内
  • 逆光で暗い、影になっている
  • だらしない髪型や服装、姿勢
  • 極端な顔のアップ、不自然なポーズ

良い印象の写真を撮るには、上記のような写真にならないよう撮影の準備をしていくことが大切です。

ホームページに載せる写真が上手く撮影できないその理由

ホームページに掲載する写真が上手く撮影できないのは、こんな原因があるかもしれません。

撮影準備にかける時間が少ない

普段撮影する写真は、外出先での記念撮影や、面白い景色や出来事を突発的に撮ることが多いのではないでしょうか。
ですが、ホームページに掲載する写真を撮るときは、準備の時間が大切です。
写真スタジオでも、カメラの位置や照明、背景の小物などを整えてから撮影を始めます。
それと同じように、まずは院内を整えたり写真の構図を考えたりといった撮影準備に時間をとってみてください。
もちろん、忙しい施術の合間に全て準備するのは難しいと思いますので、「今日は外観と玄関だけ撮る」など細かく区切って撮影していくのも良いかと思います。

撮影枚数が少ない

1,2枚で良い写真を撮影できる方は殆どいません。
入念に撮影準備ができた!と思っても、実際カメラで撮るとピントや明るさが合わなかったり、構図がいまいちだったり……。
ですがたくさん撮影すれば、改善して良い写真が撮れる確率も高くなります。
時間が許す限り、色んな構図でどんどん撮影してみましょう。

自分のカメラの機能を知らない

最近のスマホやデジカメはとても優秀で、オート撮影でも十分キレイな写真が撮れるものも多いです。
細かく明るさやピント調整ができたり、照明の色や撮影対象に合わせて自動調整してくれたりと、便利な機能が搭載された機種も多々あります。
もし自分のスマホやカメラにそのような便利な機能があることを知らなかったり使っていなかったりした場合、使いこなすことでもっとキレイな写真が撮れるかもしれません。

良い写真を撮影する6つのポイント

1,横長の写真を撮る

まずは必ず横長の写真を撮影します。
特に院内を撮影する場合、カメラを横にして撮影した方が面積が増え、左右に余白ができることで広々とした印象に見えやすくなります。
反対に縦向きだと写る対象が限られてしまうため、どうしても狭い印象になりがちです。

縦向きと横向きの比較

また、以前のブログでご紹介したようにスマホの場合は縦向きで撮影しても横向きの画像として認識されているケースがあります。
お知らせ機能での不具合をへらすためにも、横向き撮影がおすすめです。

2,明るい時間に撮影する

撮影する時間は晴れた日の昼間がおすすめです。カーテンも開けて自然光を入れることで明るく鮮やかな写真を撮影しやすくなります。
「暗かったら電気をつければいいのでは?」と思われますが、天井から光を当てると影が濃く出やすかったり、照明の色の影響で冷たい印象や暗く写ったりする場合もあります。

ですが、逆光になってしまう場合は薄曇りの日にしたり撮影時間を変たりなど、立地に合わせて調整してください。

暗い院内

照明だけだと全体的に暗く、照明の色の影響も受けやすい

明るい院内

外からの光も取り入れることで、明るい写真が撮影しやすくなる

3,片付けて背景をすっきりさせる

撮影中は周りのものを片づけて、すっきりした状態にしましょう。
物が多いと、散らかっていて雑然とした印象になるだけでなく、何がメインの写真なのかわかりにくくなります。

院内を片付ける

撮影前の院内の片付けポイント

  • ゴミ箱などの汚れ物、院のPRに関係ないポスターやメモなどは片付ける
  • 施術ベッドの上のタオルや枕の位置、角度、シワなどを整える
  • ベッドの仕切りカーテンは開けて広く見せる

人物を撮影する場合は何もない壁などの前に立つのもおすすめです。

人物写真

4,引きの構図で撮影し余白を入れる

周りに余計な物を入れないようにとアップで撮影するのはオススメできません。
画面ギリギリまでアップで写してしまうと、加工や切り抜きがしにくくなってしまいます。
少し後ろに下がって撮影対象の周りに余白ができるように撮影しておけば、後で不要な部分をトリミング(切取加工)しやすくなります。

引きの構図で撮影

5,小物を撮影するときは白いテーブルの上で

施術道具を撮影する場合にオススメなのが、白いテーブルの上で撮影することです。
白が下から光を反射させ、濃い影を和らげて明るい写真が撮りやすくなります。
白いテーブルがなければ、コピー用紙や白い段ボールでも代用ができます。
下は茶色の段ボールの上で撮影した場合と、コピー用紙の上で撮影した写真の比較です。
茶色の段ボールでは電車の下に濃い影ができ、タイヤの輪郭がはっきりしませんが、白いコピー用紙を敷いた方では、影が薄くなりタイヤの輪郭がわかりやすくなりました。

白い土台で撮影

6,ガイドラインを表示して水平・垂直を意識する

カメラグリッド

特に外観を撮影するときは、カメラの角度によって地面や柱が歪んで写ってしまう場合があります。
機種にもよりますが、カメラやスマホにガイドラインを表示するメニューがあればそれを利用し、水平や垂直を意識しながら撮影してみてください。
また、手で持つとどうしても曲がってしまう場合はテーブルや椅子の上においたり、三脚を利用したりしてみてください。

左画像
スタッフのスマホ(HUAWEI nova lite 3)にも「カメラグリッド」というガイドラインが表示できるメニューがありました!

ホームページ用の写真撮影の6つのポイントまとめ

  1. 横長の写真を撮る
  2. 晴れた日の昼間に撮影する
  3. 片付けたり何もない壁の前に移動してスッキリした背景にする
  4. 引きの構図で周りに余白を入れる
  5. 小物を撮影するときは白いテーブルの上
  6. ガイドラインを表示し水平を意識する

6つのポイントを意識し、ホームページを見る人に好印象を与える写真を撮影してみましょう。

前回のブログでは接骨院のホームページ原稿の作り方についてもポイントを押さえて解説をしています。写真を取る前の原稿作成でお悩みの方はこちらを参考にしてください。